醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)とは
笑里では脳血管障害の患者様に醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)を用いる場合があります。
醒脳開竅法は1972年から中国・天津中医薬大学第一付属病院の石学敏先生が開発された脳血管障害の後遺症に対する鍼治療技術です。
高い技術が必要な療法であるため日本でも限られた医院でしか行われていない治療法で、その中で私は牧田中医クリニックで醒脳開竅法を学びました。
病院のリハビリテーションと併せてマッサージ、鍼治療(醒脳開竅法)を行うことで患者様の出来ることがだんだんふえていきます。
脊髄の損傷による感覚神経麻痺の方にもとても有効的な技術で、私の患者様も歩く事が困難だったのが歩けるようになるなど劇的に改善されておられます。
醒脳開竅法の有効性
脳血管障害の後遺症に鍼治療はとても有効です。
リハビリと鍼灸・マッサージの組み合わせでさらに効果アップ!
鍼灸は脳卒中についても効果があるとWHO(世界保健機関)からも認められている手法です。
醒脳開竅法の効果
- 神経の繋がりを活性化し脳を刺激し、体の動きを促す。
- 鍼刺激を加えることで新たな運動機能や感覚機能の獲得を促す。
- 強い痛み、しびれ(神経痛・坐骨神経痛など)を和らげる。
- 使わない(廃用性症候群)ことによる筋萎縮や、それによって起こる関節の拘縮を予防する。
- 発症から数年経っても(維持期)継続的な外部からの鍼灸刺激によって神経回路が回復することがわかっている。
醒脳開竅法はこのような症状にも有効です
- 筋萎縮側索硬化症(ALS)
- 運動ニューロン病
- パーキンソン病
- ギランバレー症候群
- 脊髄の病気
- 感覚神経麻痺
醒脳開竅法の料金
実費診療 1回(部分)3,500円 (全身)4,500円にて行っております。